【梅の収穫時期・旬について】梅干しの作り方から花の開花まで徹底解説!

春の風物詩といえば「梅」が有名ですよね!梅の花見を見に行く方も毎年多くみられ、満開を迎えた景色はまさに絶景!そこで、花の開花時期から梅の旬、収穫時期まで解説します!

梅の花の開花時期は?

梅の花の開花時期は2月上旬から3月中旬にかけて、各地で梅の花が咲き始めます。冬の気温が比較的暖かい暖冬の時期は、1月頃満開を迎えることもあります。気候によって大きく開花時期が変わるため、シーズンが近づいてきた際は、梅の開花情報を逐一チェックしておきましょう。

梅の実の収穫時期は?

梅の実は、6月上旬から7月下旬にかけて収穫されます。気候と地域によって異なりますが、梅が有名な和歌山県では6月上旬から、気候の暖かい九州地方では、6月下旬頃から収穫が始まります。

梅とは?

梅はバラ科サクラ属に属しているため、バラの仲間となっています。花言葉は「高潔」「忍耐」「上品」「忠実」。梅は別名で春告草(はるつげぐさ)とも言われており、まさに春の到来を告げる花なんです。梅の花には、白色の花を咲かせる野梅系と、濃ゆいピンクの花を咲かせる緋梅系、薄いピンクの花を咲かせる豊後系に分類することができます。

梅の花にも種類があります

野梅系

ウメの原種の特性を備えたもの。中国から渡来したとされており、枝、花、葉ともに小さく白い花を咲かせるのが特徴です。花からは香りがするため、目だけではなく鼻でも楽しむことができます。

緋梅系

野梅系から変化したもの。鮮やかな紅色の花を咲かせるのが特徴で、おもに庭木や盆栽などで使われることが多いです。野梅系とは対照的な花の色をしている梅らしい品種です。

豊後系

梅とアンズの雑種で、薄いピンク色の花を咲かせる品種です。おおぶりの葉と花が特徴で、大分県を中心に栽培されている、品種改良された作られた花です。

まとめ

梅は、日本の代表的な果樹のひとつで、花や果実が多くの人々に愛されています。梅は、健康や美容にも良いとされ、古くから薬や食品として用いられてきました。4月頃の花見のシーズンになると多くの人が花見にやってきます。そんな多くの人から愛されている梅は、現在も品種改良が進んでいるため、今後も新たな花や梅の実が出てくることでしょう!

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